W ・ Yさん(51歳女性)

芸術職 

(抑うつ、パニック障害、カサンドラ症候群の症状で来室) 

 

 

 

 私はもともと、カウンセリングがキライでした。

 

理由は、まずカウンセラーは「一般論」「正論」をふりかざしてくる

 

これが何よりイヤだったからである。

 

「一般論」とか「正論」を聞く時間が心底うっとーしかった。

 

 

井上さあこ先生のカウンセリングは、そこをひらりと飛び越える感じがした。

 

 

 

彼女は変幻自在なこちらの気持ちや状態を包み込める綿のようでもあり、

 

刻々とうねり、形を変える水に寄り添う器のようなものを感じた。

 

 

 

そして、それは、破天荒だったからではなく、正論・基本をきちんと押さえ、

 

限りなくオーソドックスだからこそ、ダイナミックにこちらにアプローチできるのだな…と今は思う。

カウンセリングのあと、いま思うと図星だったのだろう、腹が立って衝動買いに梅田の百貨店でドカン!と買い物してしまったこともある。


もう行くもんか!ってくらい腹が立ってたまらなかったけど、数日ののち、その怒りは形をかえ、自然と自己に同化していくのがわかり、心がとても穏やかになったことが忘れられない

 

 

 

 

彼女のカウンセリングで特徴的な「占星術」「スピリチュアル思考」の役割は、

 

クライエントがカウンセラーに対して抱く、心のハードルを下げることにつながると思う。

 

心のよろいを解くみたいな、食前酒的な役割であったかと思う。